入れ歯

ノンクラスプデンチャーには耐久性に欠けるというのが弱点がありました。しかし一部に金属を使用することで、「目立ちにくい」という本来の強みを活かしつつ、耐久性の問題も克服することができます。

入れ歯である以上、固いものを食べると歯茎が痛むことがあります。そこでノンクラスプデンチャーの裏側（歯と触れる部分）にシリコンを使用することで、噛む衝撃を和らげることができます。シリコンは密着性に優れているため、外れにくくなるという副次的なメリットもあります。

歯の根に金属を装着し、磁石を組み込んだ入れ歯をはめ込むことで、一般的な部分入れ歯にはないフィット感を実現します。

余計な固定具を一切使用しないため、見た目の良さも抜群。周囲に入れ歯であることを知られる心配もありません。

「入れ歯がすぐズレて不愉快」「食べ物を上手に噛めない」「しゃべりにくい」とお悩みの総入れ歯使用者の方には、「インプラントオーバーデンチャー」がおすすめです。片あごで最大4本のインプラントを埋め込んで入れ歯をがっちり固定するため、かなりの安定性があります。

外科手術を伴いますが、少ない負担で完了する手術ですので、どうぞご安心ください。まるで自分の歯のように食べ物を噛むことができるようになりますよ。

「インプラントには抵抗がある」「残っている歯も大事にしたい」というご要望をお持ちの患者さんには、「コーヌスクローネ義歯」がおすすめです。

残っている歯に金属の凸型冠を被せ、凹型の受け口がある義歯をはめ込みます。茶筒のように凹凸の摩擦力でがっちりとはまりますので、外部からの刺激では一切外れることはありません。

取り外すときはゆっくりと外すだけ。メンテナンス性も十分です。コーヌスクローネ義歯は、これまで一度も入れ歯で満足したことのない方にもぜひ試してほしい入れ歯です。