痛みが少ない治療法を実践しています。
☑「表面麻酔」の利用
☑削る量を最小限にできる「う蝕検知液」
☑抜歯を回避する「エクストリュージョン法」
☑「表面麻酔」の利用
☑削る量を最小限にできる「う蝕検知液」
☑抜歯を回避する「エクストリュージョン法」
治療技術や器具の発達もあり、現在では「虫歯治療は痛みが少ない」が常識となっています。ここでは、当院が実際に行っている取り組みをご紹介します。
麻酔針は治療の痛みを和らげるために用いられますが、チクリとした痛みには不快感があります。そこで助けとなるのが「表面麻酔」です。歯茎に麻酔薬を塗布することで感覚が麻痺し、麻酔針の痛みを和らげることができます。
麻酔針の太さも痛みの原因になります。当院の麻酔では極細針を使用します。表面麻酔と合わせて使用することで、注射に伴う不快感や痛みを限りなく抑えられます。
麻酔液の温度も痛みに関係があります。当院では、必ず麻酔液を理想とされている人肌程度に温め、患者さんの不快感を軽減しています。
「ドリルの音が苦手」という方も多いですが、ご安心ください。当院が治療で使う「5倍速コントラ」は、一般的なドリルの約5倍の回転速度があります。高速回転により不快な音や振動が軽減されます。
表面麻酔や極細針といった患者さんの痛みと不快感を少なくするための取り組みを行っていますが、さらに当院では、どの部位に針を刺せば痛みが少なくて済むのかという配慮にも力を入れています。
痛みを完全に取り除くことは難しいですが、限りなくゼロに近づける治療を目指しております。
さらに当院では、患者さんの精神的な負担を軽減するために「笑気ガス」をご用意しております。笑気ガスを吸い込むと、ふんわりと心地よい気分になり、恐怖や緊張を感じにくくなるという効果があります。虫歯治療に対して極度の恐怖心がある方や、口に器具を入れると激しい嘔吐感にとらわれてしまう方はぜひお試しください。
静脈内鎮静法は血管に鎮静薬を注入して恐怖心を和らげる方法です。ウトウトと寝ている時に近い状態で治療を受けられるため、多くの方から「気が付いたら治療が終わっていた」という感想をいただいています。全身麻酔よりも体への負担が少なく、入院する必要もありません。
天然の歯は、削ってしまうと二度と再生しません。必要な部分を、必要な分だけ削ることが歯科医師に求められている技術です。歯を削りすぎてしまうと、最後には抜歯を余儀なくされることもあります。
当院では削る量を最小限にするために、高性能な設備を駆使しています。ここからは具体的な方法についてご説明します。
虫歯だけを正確に削るためには、ミクロン単位の精度が求められます。当然、目視では不可能です。そのため当院では高倍率ルーペやマイクロスコープといった視野を何倍にも拡大できる装置を利用しています。これにより治療精度が大きく向上し、削る量を最小限にできるようになりました。
虫歯と健康な歯の境界は判断が難しいケースが多いです。そのため健康な部分まで削ってしまうリスクがあります。
そこで当院では、虫歯だけを染め出せる「う蝕検知液」という薬剤を使用しています。目視のレベルで虫歯の箇所を把握することができるため、再発防止・削る量の最小限化を実現します。
誰でも自分の歯を残したいと思っているはずです。しかし虫歯の症状が進行すれば、抜歯を余儀なくされることもあります。抜歯後は入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの治療が必要ですが、費用などの面で負担がかかってしまいます。
「できる限り抜歯を回避したい」。それが野村歯科医院の願いです。そこで虫歯が進行しても「歯を残す」という選択肢を患者さんが選べるように、「エクストリュージョン法」という治療を採用しています。
写真の様に、歯茎(歯肉)に埋まっている部分まで虫歯が進行した場合、普通なら抜歯になります。一方、エクストリュージョン法なら、歯肉に埋まっている歯を引っ張り出し、それを土台として被せ物を装着させることができます。自分の歯を残せますので予後は良くなるというメリットもあります。
銀歯を白くする方法としては「セラミックの詰め物・被せ物」の他、「ダイレクトボンディング法」があります。
ダイレクトボンディング法はゲル状の素材を利用し特殊な光を当てることで硬化する素材です。その日のうちに治療が完了する他、すきっ歯や、欠けた歯などの治療にも応用ができます。
しかし、「耐久性」や「審美性」に関しては「セラミックの詰め物・被せ物」に軍配が上がります。
それぞれ一長一短ありますので、まずは担当にご相談ください。
ダイレクトボンディング法で治療した症例。時間とともに変色するリスクがあります。
虫歯治療後は詰め物・被せ物を装着します。保険適用の安価な素材から、自由診療の素材まで種類は様々です。
選び方のポイントには、「費用の安さ」「審美性」「機能性」「耐久性」の4つがあります。安さを求めるなら、「銀歯」という選択肢があります。保険適用ですので、数千円のコストで済ませることができます。ただし見た目が損なわれたり、金属アレルギーなどのリスクがあったりするなど、いくつかのデメリットがあります。
一方で審美性・機能性・耐久性にこだわる方には、セラミックなど自由診療の素材がおすすめです。ライフスタイルや予算に合わせて、最適な素材をご提案します。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。